外壁塗装で耐用年数30年の塗料はある?塗料の基本を解説!
2022.11.08
外壁塗装はメンテナンス頻度を減らすためにも、耐用年数が長い方が良いと考えられています。
一般的な耐用年数は10年とされていますが、業者によっては30年持つ塗装を売りにしているケースがあります。
そこで今回は、耐用年数30年の塗料はあるのか、塗料の基本について解説いたします。
□外壁塗装の耐用年数について
まず耐用年数とは、一般的な使用方法で施工した際にメーカーや施工業者が保証可能な仕様限度のことです。
ただし、メンテナンス状況や環境によって耐用年数が短くなる場合や逆に長くなる場合があります。
外壁の耐用年数は、主に塗料の耐用年数と建物自体の耐用年数に分けられます。
塗料の耐用年数は各塗料メーカーによって決められます。
劣化試験をクリアした結果をもとに発表されているため、外的要因による劣化状況から判断できる耐用年数です。
建物の耐用年数は構造や使用している資材によって変わります。
建物の耐用年数が20年の場合、外壁の耐用年数はそれより長い場合でも意味はありません。
このことから、建物自体の耐用年数が基準であることがわかります。
外壁の状態を保ち、定期的なメンテナンスをしてこそ耐用年数20年ということが重要です。
□外壁塗装に使う塗料の基本について
外壁塗装で30年の耐用年数を保てる塗料はありません。
外壁塗装で使用する塗料は主に5つあり、最大20年の耐用年数と言われています。
最も耐用年数が長いものは、フッ素塗料で15年〜20年です。
耐用年数は長いですが、費用が高額なため、一般的な塗装ではあまり選ばれません。
その他、よく使用される塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル塗料です。
アクリルは耐用年数が5年〜7年と短く、あまり使われません。
ウレタンは機能性が良い点で人気があります。
耐用年数は8年〜10年です。
シリコンはコストパフォーマンスが良い塗料として人気があります。
耐用年数は10年〜15年です。
ラジカル塗料は機能性と耐用性を兼ね備えた新技術として信頼されています。
耐用年数は、14年〜16年です。
このように、塗料によってそれぞれ耐用年数が異なり、耐用年数30年の塗料はありません。
□まとめ
今回は、外壁塗装で耐用年数30年の塗料はあるのか、塗料の基本について解説いたしました。
当社は島原市、雲仙市、諫早市周辺の地域に密着した外壁塗装サービスを展開しています。
外壁塗装をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。